連結会計の未来を変える!DXで実現するインプレスの『連結DXパッケージ』

企業の経営判断において、財務・会計データの正確な把握と効率的な管理は不可欠です。しかし、業務の複雑化や大量のデータ処理により、連結決算のDX(デジタルトランスフォーメーション)化には多くの企業が課題を抱えています。こうした中、株式会社インプレスが新たに提供する『連結DXパッケージ』は、中堅企業を中心とした企業の連結会計業務のデジタル化を実現する革新的なクラウドソリューションです。インプレスが20年以上にわたる運用実績をもとに、大手監査法人と共同開発した本パッケージは、従来のExcelによる管理から抵抗なく移行できる統合型システムを採用。これにより、企業は複雑な会計データをクラウドで効率的に集約・処理でき、リアルタイムの分析を通じて迅速な経営判断が可能になります。経営環境が急速に変化する中で、『連結DXパッケージ』は財務会計の分野でのDX化を促進し、企業成長を後押しする強力なサポートツールとして注目されています。

「連結DXパッケージ」で連結会計を効率化、新たなデジタルソリューションの全貌

連結DXパッケージ 運用フロー

「連結DXパッケージ」は、企業グループ全体の予算・実績データを、Excel収集プラットフォーム上で効率的に一元管理できる新しいクラウドサービスです。このサービスは、経理・財務の業務効率を大幅に向上させるだけでなく、従来のExcelによるデータ管理を活用しながらDX(デジタルトランスフォーメーション)化を実現するという特徴を備えています。インプレスが大手監査法人と共同で開発した連結処理ロジックには、100以上のパラメータが搭載されており、Excelベースの標準パッケージとして提供されるため、企業は従来のExcel管理から無理なくシステム化へと移行できます。また、この「連結DXパッケージ」は、制度連結に加えて管理連結にも対応しており、グループ各社が各々の予実データを管理するほか、連結全体の着地見込やボトムアップ予算の作成もサポートします。さらに、Excelフォーマットをそのまま活用できるため、利用者にとっても馴染み深い操作性を維持しながら、業務のデジタル化を推進できる点も特徴です。

オンプレミスとクラウド、選べる導入形態で柔軟な対応

テストランまで最短1ヶ月(本稼働まで標準3~6ヶ月)

「連結DXパッケージ」は、企業のニーズに応じてオンプレミス型とクラウド型(SaaS)から導入形態を選択できるサービスです。特に、社内サーバーを使用したい企業向けにはオンプレミス型が提供されており、IT資産や情報管理のポリシーに沿った導入が可能です。また、近年のDX推進やリモートワーク普及に伴い高まるクラウド型のニーズに応え、クラウド環境での導入も可能です。クラウド導入の場合、設定や構築の準備が短縮されるため、最短で1ヶ月でテストランを始められる手軽さも特徴。迅速な立ち上げが可能である点は、現代のビジネス環境に適したDX推進に大きなアドバンテージをもたらします。

企業のDX推進を支える「連結DXパッケージ」の誕生背景

DXにおける取り組み内容と、その成果(『DX白書2023』より)

2018年9月、経済産業省が発表した「DXレポート」に端を発し、我が国では企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための様々な施策が展開されてきました。企業全体でのDX推進が加速する一方、IPA(情報処理推進機構)の「DX白書2023」(※1)によると、実際にDXに取り組んでいる日本企業は7割弱に上りますが、業務効率化による生産性向上に「十分な成果を出している」と回答した企業はわずか1割強に留まっているのが現状です。

(アンケート調査報告書『中小企業のDX推進に関する調査』より)

DXにおいて十分な成果が出ない要因の一つに、『中小企業のDX推進に関する調査(2023年)』(※2)によると、周辺システム(ETLツールやデータウェアハウス)の刷新にかかる多大なコスト、そしてそれらの運用に伴う教育負担が挙げられます。特に中小企業では、DXを支える人材の不足や、経営層の意識・理解の不足により、データ活用が十分に進まないという課題も浮き彫りになっています。さらに、近年は持株化やM&Aの進展により、グループ全体での財務管理や迅速な経営判断の重要性が一層高まっており、財務データを一元管理できるプラットフォームのニーズも増加しています。

こうした状況を受け、インプレスは「連結DXパッケージ」をリリースしました。本パッケージは、これまで数多くの上場企業で導入実績を持つExcel収集プラットフォーム「iFUSION」と、20年以上の運用実績を誇る連結会計システム「iCAS」を一体化したオールインワンパッケージです。これにより、オフィス環境で多くの人が利用しているExcelベースの操作感をそのままに、システム化に不慣れな現場にもスムーズなDX化を促進します。財務会計が依存しがちなExcel管理から脱却し、グループ会計におけるデジタル化の実現に貢献する「連結DXパッケージ」は、迅速で正確な経営判断を支える強力なツールとなるでしょう。

参考資料
※1)DX白書2023(情報処理推進機構)
https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/gmcbt8000000botk-att/000108041.pdf
※2)中小企業のDX推進に関する調査(2023 年)(中小企業基盤整備機構)
https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/gmcbt8000000botk-att/000108041.pdf

企業のDX推進を支える「連結DXパッケージ」の可能性

『連結DXパッケージ』は、インプレスが培ってきた実績と信頼性を活かし、企業のDX推進における課題を解決する革新的なソリューションです。グループ全体での財務データの一元管理や効率的な経営判断をサポートするこのパッケージは、特にDXの導入に悩む中堅・中小企業にとって、確かな支えとなるでしょう。現場の操作性にも配慮したExcelベースの統合型システムや迅速なクラウド導入により、企業はDX化をスムーズに進め、競争力を高めるための新しい道を開くことができます。迅速な経営判断と業務効率化を両立し、今後の成長戦略に貢献する『連結DXパッケージ』は、財務・会計分野のデジタルシフトを促進し、企業にとっての価値ある選択肢となるでしょう。

連結DXパッケージ:https://www.imprex.co.jp/product_dx_package

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