大阪・関西万博で実現するWeb3!共創型の会員証サービス「トークンディスカバリープログラム」

2024年、Web3の技術が急速に普及し、世界中で注目を集めています。分散型技術の力を借りて、デジタルエコシステムが再構築される中、多くの企業や自治体がこの新しい波に乗り、独自のサービスを提供し始めています。関西イノベーションセンターと株式会社HashPortも、その先駆者の一つとして「EXPO 2025 デジタルウォレット」の事業連携サービスとして、各事業者が独自のWeb3の技術を活用した会員証サービスを提供する「トークンディスカバリープログラム」を2024年7月下旬より順次リリースします。
Web3は、ブロックチェーン技術を基盤に、データの所有権をユーザーに戻すことを目的としています。この潮流に乗り、大阪・関西万博は新たなデジタル体験を提供しようとしています。特にSBT(ソウルバウンドトークン)の導入によるデジタルパスポートの概念は、ユーザーのデジタルアイデンティティを確立し、個々の行動履歴を独自の方法で記録・共有できる点で非常に魅力的です。 このプログラムの詳細を見ていくと、大阪・関西万博がどれほど斬新な試みをしているかが明らかになります。デジタル技術の最前線であるWeb3の活用は、まさに未来の社会を予感させるものであり、その可能性は計り知れません。この記事では、その革新的な取り組みについて詳しく探っていきます。デジタルウォレットの全貌、トークンディスカバリープログラムの詳細、そして参加企業の取り組みまで、徹底的に解説します。あなたもこの未来の一端を垣間見ることができるでしょう。

EXPO 2025 デジタルウォレットの概要

「EXPO 2025 デジタルウォレット」は、大阪・関西万博独自のウォレットサービスであり、日本のキャッシュレス推進を目指します。電子マネー「ミャクぺ!」やポイント「ミャクポ!」の提供に加え、利用状況に応じたリワードプログラム「ミャクミャクリワードプログラム」やNFT「ミャクーン!」が特徴です。
さらに、Web3用ウォレット機能を活用したソウルバウンドトークン(SBT)によるデジタルパスポートを提供し、各種パビリオンや外部事業者との連携を担います。このSBTは、ユーザーの経歴や行動履歴を記録するものであり、移転不可能なNFTとしてその持ち主のデジタルアイデンティティを表す役割を果たします。

トークンディスカバリープログラムの詳細

トークンディスカバリープログラムは、Web3の技術を活用した会員証サービスとして、「EXPO 2025 デジタルウォレット」の事業連携サービスのバージョンアップ機能です。ユーザーはプログラムを通じて、SBTメンバーシップが発行され、限定特典やサービスを受けることができます。

トークンディスカバリープログラムの機能一覧

SBTメンバーシップ機能:会員証のSBTを発行
ランクUP機能:獲得したバッジSBTの保有数でレベルが上がる
ガチャ機能:限定のクーポンやチケットが抽選で当たる

ユーザー体験の流れ

イベント参加時には、会場のQRコードを「EXPO 2025 デジタルウォレット」でスキャンすることで、バッジSBTとトークン(DISCOVERY TREASURE TOKEN、DTT)が付与されます。バッジSBTが一定数貯まるとメンバーシップのランクが上がり、特典が当たるガチャに挑戦でき、ランクが上がると景品のグレードもアップします。

【イベント参加の具体的な手順】

1.QRコードのスキャン:イベント会場で専用のQRコードを「EXPO 2025 デジタルウォレット」でスキャン。

2.バッジSBTの付与:イベント参加を証明するバッジSBTとガチャに使えるトークン(DTT)が付与。

3.ランクアップ:バッジSBTが一定数貯まるとメンバーシップのランクが上がり、特典が充実。

4.ガチャ挑戦:バッジSBTと同時に獲得したトークンを消費し、特典が当たるガチャに挑戦。

5.景品のグレードアップ:ランクが上がると、ガチャで当たる景品のグレードがアップ。

この体験は、イベント参加者に対して新たな価値を提供し、エンゲージメントを高める仕組みとして期待されています。

トークンディスカバリープログラムは、企業、自治体、団体が共創し、地域・自治体のファンやリピーターの創出に向けた取り組みを推進しています。このプログラムは、大阪・関西万博に向けた事業連携を加速させ、新たな顧客体験を提供することで、今後の地域活性化に大きな期待が寄せられます。
特にWeb3の技術を活用することで、地域コミュニティの結束力を高め、新たなファンやリピーターを創出するというビジョンには非常に大きな期待を抱きます。大阪・関西万博が、このプログラムを通じてどのように地域活性化を推進し、さらに日本全体のキャッシュレス化を促進していくのか、今後の展開が非常に楽しみです。


参加企業の紹介

トークンディスカバリープログラムの最初の取り組み先企業として、一般社団法人大阪外食産業協会(ORA)が参加します。ORAは大阪・関西万博のパビリオン出展者であり、大阪の食をテーマに世界に発信することで、地域活性化に貢献することを目指しています。ORAは既に「EXPO 2025 デジタルウォレット」でキャンペーンを実施し、1,500枚以上のクーポンNFTを配布しています。

【MUIC Kansai(ミューイックカンサイ)について】

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループおよび株式会社三菱UFJ銀行が設立した、一般社団法人関西イノベーションセンターが運営する観光産業をテーマにしたオープンイノベーションの創出拠点です。2025年大阪・関西万博を見据え、大企業とスタートアップ、自治体等が連携し、観光産業の課題解決とともに新たな事業創出を目指した活動を行っております。

運営法人:一般社団法人関西イノベーションセンター
URL:https://www.muic-kansai.jp/

【HashPortについて】

社名:株式会社HashPort
URL:https://hashport.io/

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