未来を感じるデジタルスポーツ体験!AI・VR技術が織りなす驚きの世界

株式会社中日新聞社は6月11日(火)、最新のAI・VR技術を駆使したデジタルスポーツコンテンツの無料体験会を中日ビル(名古屋市中区栄)で開催します。参加には申し込みや特別な持ち物は不要で、普段着のままで気軽に新たなスポーツ体験を楽しめる場が提供されます。
このイベントでは、イングランド・プレミアリーグのVRオフィシャルパートナーであり、同リーグの強豪チームがトレーニングに使用する英国発のVRトレーニングシステム「REZZIL」や、実在の投手とVR空間で対戦できるシステムで、国内プロ野球チームも使用している「V-BALLER」など、様々な機器が体験できます。当日は特別なウェアや持ち物は一切不要で、子どもやお年寄りまで誰でも気軽に参加できます。
本日は、VRを使ったデジタルスポーツコンテンツ体験会をご紹介します。

イベントの概要
デジタルスポーツコンテンツ体験会
日時:2024年6月11日(火)12:00~16:00
場所:中日ホール&カンファレンス「Room2」(名古屋市中区栄4丁目1-1 中日ビル6階)

体験・展示コンテンツ

AIスポーツ適性診断「DigSports」(提供:電通総研)

画面に合わせて体力測定の動作を行うだけで、AIが70種以上の競技からその人に「向いているスポーツ」をおすすめします。普段着のまま約5分で結果がわかる手軽さが人気です。時には予想外の適性が発見され、自分では気づかなかった診断が出ることで、子どもの可能性を探る親心に応えるだけでなく、大人の運動意欲も刺激します。
https://smart-society.dentsusoken.com/solution/DigSports

iPadやiPhoneの内蔵カメラを使用してモーションキャプチャを行い、AIで姿勢や動作を分析する最新のアプリです。このアプリは、身体の歪みや特定の部位の問題点だけでなく、将来の姿勢予測やリスクも評価します。さらに、膨大なトレーニングメニューから最適な対策を自動生成し、数秒で提案することが可能です。
https://lp.sportip.ai

VR野球シミュレーション「V-BALLER」(提供:NTTデータ)

ボールの解析データと投球フォームの映像を組み合わせ、現実さながらのVR空間で実試合の投球を完全に再現します。これにより、選手ごとのタイミングや投手の特徴、球種やコースの得意不得意、ボールの見極めを客観的に把握することができます。プロ野球から少年野球まで幅広く利用されており、エンターテインメント用途にも対応しています。
https://v-baller.com

VRサッカートレーニング「REZZIL」(提供:共同通信デジタル)

様々なドリルを通じてサッカー選手の認知スキルを向上させるバーチャルトレーニングシステムです。イギリスのスタートアップが開発し、プレミアリーグのクラブでも活用されています。スタジアムでプレイするような没入感を提供し、ボールを蹴ったことがない女性やシニア層にも疑似体験として好評を得ています。
https://rezzil.com/

ループ型動作トレーニング「Loop Training System for部活」(提供:TOPPAN)

搭載された「お手本動作」(16競技135動作)と自身の動作を比較し、その前後の動作も確認することで、上達を実感できる未来型のトレーニングツールです。課題を可視化し、改善に導くことができます。豊富なトレーニングメニューは初級・中級者の上達を効率的にサポートします。部活動での指導の効率化、標準化、質の向上が期待され、文部科学省が推進する「DXハイスクール」にも採用されています。
https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2023/10/newsrelease231030_1.html

AR式室内運動プラットフォーム「DIDIM」(提供:コミュニティネットワークセンター(CNCI))

床に投影された映像を見ながら、直感的に足や手を使って全身運動ができる、韓国発の最新レクリエーション機器です。拡張現実を活用し、さまざまなエクササイズや脳トレーニングモードが搭載されており、子どもからお年寄りまで幅広い世代が楽しめます。
※当日は映像展示のみ
https://www.twohandsmeta.co.jp

開催の経緯と目的

愛知県では、小中学生の運動能力が全国最低水準である現状に懸念が寄せられています。全国体力テストの結果からも、愛知県内の小中学生は全国平均よりも運動時間が低い傾向が続いています。この問題に対し、中京大学がまとめた報告書では、スポーツにおける情報通信技術(ICT)の活用が重要視され、体力向上や楽しさを育む効果的な活用法の探求が提言されました。
こうした背景を踏まえ、愛知県内でのスポーツ産業の活性化が求められています。来夏にはIGアリーナ(愛知県新体育館)の開業や2026年のアジア・アジアパラ競技大会の開催などが予定され、スポーツ機運が高まっています。また、スタートアップ支援拠点STATION Aiの開業も控えており、スポーツとテクノロジーの融合を通じて県内のスポーツ産業の成長を促進するため、愛知県より「あいちスポーツイノベーションプロジェクト AiSIA」の立ち上げが発表されました。このプロジェクトは、愛知県の革新事業創造戦略に基づき、オープンイノベーションの推進母体となるコンソーシアムを設立することを目指しています。本イベントは、その一環として開催されます。

参加には特別な申し込みや持ち物は不要で、誰もが手軽に新しいスポーツ体験を楽しむことができます。
イベントでは、イングランド・プレミアリーグのVRオフィシャルパートナーであるREZZILや、国内プロ野球チームも使用しているV-BALLERなど、様々な機器が体験できます。
子どもからお年寄りまで、誰でも気軽に参加できますので、新たなデジタルスポーツの世界を体験したい方は、ぜひこの機会に足を運んでみてください。

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