
岡山市が主催する期間限定の歴史観光ARコンテンツ「レキシふたたび謎物語 シーズン2」が、2024年10月16日よりスタートします。スマートフォン一つで、岡山の歴史を楽しみながら謎解きに挑戦できるこのイベントは、特に歴史好きや観光客にとって見逃せない体験です。人気声優・井上和彦さんが演じるオリジナルキャラクター「内海国晴」と共に、現地の歴史スポットを巡りながら、数百年前の岡山に起こった出来事を目の前に蘇らせるAR技術が魅力のポイント。前作の成功を受け、今回は全4ストーリーにパワーアップし、岡山の観光をより楽しめる仕掛けが満載です。さらに、謎解きを進めることで豪華プレゼントが当たるキャンペーンも同時開催。スマホ一つで参加できる無料のイベントながら、体験は深く充実しています。歴史好きだけでなく、デジタルガジェットや新しい観光体験に興味のある方も、このユニークな旅をぜひ試してみてください。
歴史創作小説が現実に!物語と謎解きの世界へ
「レキシふたたび謎物語 シーズン2」は、完全新作の歴史創作小説をベースにした体験型のARコンテンツです。プレイヤーは、井上和彦さんが声を担当する謎の男・内海国晴と三匹の神獣たちと共に、岡山の歴史を巡る旅に出発します。記憶を失い、タイムスリップして現世にやってきた内海は、記憶を取り戻すためにプレイヤーに協力を求め、一緒に歴史の謎を解き明かしていくことに。物語の中で出会うキャラクターと共に謎を解き明かしながら、参加者は物語の中に引き込まれていきます。



今回のイベントでは、前作の2ストーリーから4ストーリーに拡大。1ストーリーから気軽に楽しめますが、複数のストーリーをクリアすることで、プレゼントキャンペーンの当選確率もアップします。ストーリーには歴史的な実在人物も登場し、岡山の歴史に深く触れることができるのが大きな魅力です。例えば、戦国時代の武将・小早川秀秋や、江戸時代の医師・緒方洪庵など、岡山に縁のある人物たちがプレイヤーを迎え、物語を進める鍵となります。
スマホ一つで蘇る岡山の歴史的光景

「レキシふたたび謎物語 シーズン2」の最大の特徴は、スマートフォンの画面を通して数百年前の岡山の風景を目の前に蘇らせるAR技術です。プレイヤーが岡山の名所に足を運び、スマホをかざすと、その場所でかつて起こった出来事や、当時の景色が現れます。このリアルな体験が、歴史をただ知識として学ぶのではなく、体感するものへと変える力を持っています。過去の風景と現在の岡山の街並みが融合し、プレイヤーはまるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。
さらに、今回は「児島湾干拓ストーリー」の第二章までがチュートリアルとして、どこでも楽しめる形で追加されています。これにより、AR体験に慣れた後、本編の謎解きに挑戦するという新たな楽しみ方が可能です。
キャラクター紹介

内海 国晴(うつみ くにはる)CV:井上和彦
突然現れた記憶をなくした謎の男。
覚えているのは自分が小説家ということだけ。
小説を書きながら岡山を旅している最中にタイムスリップして現世にきてしまう。
好奇心旺盛で、新しい発見や知識を得られることに喜びを感じる。
優しい口調で物腰柔らかく、博識な雰囲気だが、冗談もよく言う掴めない性格。
実はその正体は……
旅が大好きな三匹のお供たち「犬・猿・雉」
歴史観光Webサイト「おかやまレキタビ」のナビゲーターたち。
三匹は、桃太郎に仕える神獣。
今回はWebサイトを飛び出し、内海とあなたの旅を盛り上げます!

夭折の岡山城主「小早川秀秋」
旅の途中で出会う武将。岡山城の城主。
複雑に絡み合った戦国時代の人間関係に翻弄された人物。
最新技術で多くの人を救った医師「緒方洪庵」
旅の途中で出会う医師。
普段は大阪で仕事をしているが、里帰りで足守に来ていた。
干拓に私財を投じた、財界の重鎮「藤田伝三郎」
旅の途中で出会う実業家。 長い時と膨大な資金をかけて岡山を現在の形に変え、土地にその名が刻まれた。
豪華賞品が当たる!魅力的なキャンペーン
「レキシふたたび謎物語 シーズン2」では、イベント期間中にストーリーをクリアした参加者が応募できる豪華なプレゼントキャンペーンも同時開催されています。井上和彦さんの直筆サイン色紙や岡山県特産品など、全30名に当たる景品は、歴史ファンや観光客にとって非常に魅力的です。キャンペーンへの参加方法は簡単で、ARコンテンツ内のストーリーをクリアし、専用の応募フォームから希望する景品を指定して応募するだけ。複数のストーリーをクリアすると、当選確率がアップする仕組みなので、挑戦する楽しみも倍増します。
<開催概要等>
イベント名:レキシふたたび謎物語(略称:レキタビ)
イベント開始日:2024年10⽉16⽇(水)〜2025年2月29日(金)
参加費用:無料
公式HP:https://okayama-ar.rekitabi.jp/
360Channelと株式会社スイッチが手掛けるARシステム
この魅力的なAR体験を支えているのが、株式会社360Channelと、岡山を拠点とするウェブ制作会社・株式会社スイッチです。360Channelは、VRやXR技術に関する豊富な実績を持つ企業で、岡山の歴史を再現するためのシステム構築を担当しました。特に、岡山の歴史を知らない人でも楽しめるよう、誰でも簡単に操作できるユーザーフレンドリーな設計が特徴です。スマートフォンとアプリを使えば、参加者は難しい操作を必要とせずに、歴史的な風景やキャラクターとの出会いを楽しむことができます。 一方、株式会社スイッチは、イベントの企画・制作に携わっています。地元企業ならではの強みを活かし、岡山の魅力を発信するためにデザインやプロモーション活動を展開。
歴史と技術が織りなす新しい観光の形
「レキシふたたび謎物語 シーズン2」は、過去の歴史と最新技術が見事に融合した、全く新しい形の観光体験です。岡山の歴史をただ知識として学ぶのではなく、現地でその歴史を感じ、参加者自身が物語の一部になることができるという、没入感のある体験が最大の魅力だと感じました。特に、井上和彦さんが演じる「内海国晴」というキャラクターは、参加者に親しみを感じさせ、物語をより楽しませてくれる要素です。AR技術が進化したことで、歴史をより身近に感じることができるようになった今、こうした観光体験はますます重要になっていくでしょう。
また、無料で参加できることや、プレゼントキャンペーンの豪華さも、多くの人にとって参加の動機となるはずです。歴史が好きな方だけでなく、普段は観光に興味がない方や、デジタル技術に興味のある方にも、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。このイベントを通じて、岡山の新しい魅力を再発見できるはずです。